2012.05.20 出流そばを食らう
【作戦名】 世界遺産 伊勢神宮と熊野三山
【 日 時 】 2012年5月3日 東名川崎インター 4:30 出発
日時 | 行程 | 走行距離 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
5月3日 | 溝の口⇒5km⇒川崎IC⇒377km(東名・伊勢湾)⇒亀山IC⇒30km⇒島ヶ原 | 400km | 島ヶ原温泉やぶちゃ |
5月4日 | 島ヶ原⇒110km⇒高野山⇒78km⇒熊野本宮大社⇒52km⇒道の駅 那智 | 240km
|
|
5月4日 | 道の駅那智⇒7km⇒熊野那智大社⇒13km⇒熊野速玉大社⇒88km⇒紀勢大内山IC⇒45km(紀勢自動車道経由)⇒伊勢神宮⇒18Km(伊勢志摩スカイライン経由)⇒鳥羽⇒伊勢湾フェリー20Km⇒伊良湖⇒27Km⇒田原市 | 205km 伊勢湾フェリー 17:00出港 ¥4000 |
ビジネスホテルおかだや |
5月5日 | 田原市⇒50km⇒豊川IC⇒251km⇒川崎IC | 261km |
合計走行距離:1106Km 高速区間:673km 一般道:433Km
1日目 本来なら、2日の20:00に出発して浜名湖SAでキャンプする予定であったが、
低気圧の接近で雨が強くなる一方なので、3日の早朝5:00出発となった。
土砂降りの雨の中、隊長・V3・レッドマンがひたすら東名を名古屋方面に走る。
① 由比PAにて 7:56 ② 赤塚PA 11:51
雨は秦野中井を過ぎたあたりから降ったり・やんだりの硬直状態であったが、愛知県の赤塚PA付近では晴れ間見え、完全にカッパから解放された。豊田JCTで東名から伊勢湾自動車道に入ると気候は完全に夏。伊勢湾自動車道は三車線の大変走り安い道であった。伊勢湾自動車道を亀山ICでおり、本日のキャンプ地、島ヶ原温泉やぶちゃを目指す。亀山を降りたところで、V3・レッドマンが行方不明になり、電話で連絡をとり二人の所在の住所を教えてもらい、ナビのおかけげで再開を果たす。
島ヶ原までの国道25号線は、名阪国道とよばれ無料の高規格道路なので時速70kmの走行が可能であった。
③ 島ヶ原温泉(伊賀市) やぶちゃキャンプ場
やぶちゃキャンプ場は、温泉やスポーツ施設が整った総合キャンプ場である。行く前に予約しようとしたが、GWなので満員の状態であった。当日、雨の為キャンセルが出ているだろうとTELしたらドンピシャで予約できた。
朝5:00の出発で疲れているので17:30には温泉につかり、18:00より施設内の食堂で軽い宴会。その後テントサイトで晩酌し、21:00には消灯。
2日目:島ヶ原から天理・橋本をぬけ高野山。十津川経由、熊野本宮大社。宿泊地の
那智海浜公園。230Km
④ 橋本市付近のコーナン ⑤ 高野山の上る R480
朝5:00に起床、テント撤収と出発準備で約1時間かかり6:30頃出発。伊賀市から名阪国道で一気に法隆寺ICまで走る。そこから高野山めざして一般道を南下。途中レッドマンが寝袋の下に敷くマットとサンダルがないのでコーナンで購入。11:00頃、高野山到着。車が大渋滞している中をすり抜けて駐輪。総本山金剛峯寺と大伽藍を見学。
⑥ 金剛峯寺の見事な庭 ⑦ 大伽藍
12:30に高野山を出発して、台風被害による通行止め箇所を避けながらR168を南下し熊野本宮大社を目指す。
2011年の台風12号の影響で十津川や熊野田辺方面は甚大な被害を受けており、そこかしこの山が崩れていた。はたして那智まで道は開いているのか、一か八かツーリングであった。
⑧ 土石流で家が流されている 目の前の山崩れ現場を茫然と見る
⑨ 熊野本宮大社 旧社地(大斎原)
幸運にも通行止めは解除されていて、熊野三山の一つ”熊野本宮大社”に15:00頃到着。写真の大鳥居は、元神社があったところであるが水害で流され他の場所に移設されている(昔)。この巨大鳥居は圧巻で、いよいよ世界遺産”熊野古道”に入ったことが実感された。
⑩ 那智海浜公園
16:30に本日のキャンプ地”那智海浜公園”に到着。キャンプ場ではないが、砂浜と芝生が整備されており、さらに徒歩3分の所に”温泉付の道の駅 那智”があり、申し分のない野営地であった。
3日目:海浜公園から熊野那智大社を参拝し、新宮の熊野速玉大社を回り熊野三山を
制覇。そのあと北上し神社の総本店”伊勢神宮”を回り鳥羽から伊良子へフェリーで
渡る。
⑪ 熊野那智大社 ⑫ 那智御滝 飛龍神社
⑬ 三十の塔と大滝 ⑭ 那智大社への参道入り口
3日目、朝日と共に海辺で起床。めったにできない体験である。一路今回の目的地である那智の滝のある熊野那智大社に向かう。山並みや色合いが最高に神秘的で興奮が高まる。
朝7:30にはお参りを済ませ、那智の大滝を見に行く。ひきしに勝る、重厚感に一同大満足。この後、三山最後の熊野速玉大社に向かう。
⑮ 熊野速玉大社 ⑯ 熊野灘(道の駅宝紀町ウミガメ公園より)
熊野速玉大社にて三山最後のお参りを済ませ、一路”伊勢神宮”を目指して北上。3日目は快晴に恵まれ、熊野灘や紀伊の山々を気分よく走る。
⑰ 伊勢神宮 宇治鳥居橋 ⑱五十鈴川
⑲ 内宮 本営 ⑳ 赤福販売所
熊野市、尾鷲市を通過して紀伊大内山ICより紀伊自動車道に入る。伊勢神宮のある伊勢西ICはタクシー・バス・二輪車しか降りられず、車は三つ先に鳥羽ICまで行き、シャトルバスでの連絡となる規制が行われていた。おかげで伊勢市内の車がガラガラ、宇治鳥居橋のそばの無料駐輪場はバイクあふれていた。何とも粋な規制である。お伊勢参りはバイクに限る。
㉑伊勢志摩スカイライン 朝倉山からの眺望 ㉒ 伊勢湾フェリー
14:30に伊勢神宮を出発し、伊勢志摩スカイライン経由で鳥羽をめざし16:20発の伊勢湾フェリーに乗船予定。
伊勢志摩スカイラインの展望台からの景色は最高であった。また道も、いい塩梅のコーナーが連続しておりレーサーになったつもりのラインデイングができた。
フェリーは連休の為、混雑していて16:20は一杯。17:00発になってしまった。このため本日中の帰宅はあきらめ、渥美半島の田原市のビジネスホテルに宿をとった。(朝食付き¥3500)。夜は近所のガストで3人で¥14000円分食って飲んだ。
4日目:田原市から豊川ICに東名にのり新東名を使って帰宅した。301Km
㉓ 新東名 浜松SAからの眺め ㉔ 駿河湾沼津SAより駿河湾を望む
最終日は、田原市のビジネスホテル”岡田屋”を6:50に出発して一路川崎を目指した。途中の新東名は起伏やコーナーが少なく確かに走り安かった。走り易い為に走行車線の平均速度は110Km、追い越しは130km位で流れる超高速道路であった。レッドマンの250ccでは、馬力が足らず、ついに大型を取得することを決心した。
新東名のおかげで、10:50に川崎ICに到着した。
今回は、キャンプツーリングであったが、用具の進化が深い睡眠をサポートしてくれた。昔なら考えられない快適さには驚いた。また、さらにB+COMステーションの投入により1部3人で同時に通話できたことで、コンビネーションとコミュニケーションが飛躍的に向上した。
用具・器具はさておき、世界遺産”熊野古道”を巡る旅は素晴らしかった。見る人の心に響く自然と神社の調和が、見事であった。 バイク最高!